受験を乗り越えて、看護師への一歩/武田萌さん

合格者インタビュー
武田萌さん
「受験を乗り越えて、看護師への一歩」
富山大学看護学部合格
武田萌さん
宇都宮北高校卒
  1. 「英語」:得意な科目
  2. 「数学」:苦手な科目
  3. 「小児科の看護師」:将来の夢
  4. 「平日は5~6時間、休日は7~8時間」:1日の平均勉強時間
  5. 「進」:受験を1文字で表すと
  6. 「部活動」:高校時代に1番夢中になったこと
  7. 「すごく嬉しかったし、安心した」:合格を確認した瞬間の気持ち
01 受験舎で学んだこと
受験舎
武田さんはいつから受験舎で勉強していたのですか。
武田
中学校の時から通っていました。ただ、高校に合格した後、1年くらいは塾に通わずに自分で勉強していたんですけど、高校2年生の時にまた通うようになりました。
受験舎
なぜ、また受験舎に通おうと考えたのですか。
武田
受験舎に通っていない間は、いわゆる通信教育で勉強を進めていたんですが、家に送られてくる教材をただ進めるだけ、というのが私にはあまり合わなかったんです。それで、もう一度受験舎にお世話になろうと思いました。高校受験の勉強をしていた時、それぞれの生徒に合ったやり方で勉強を進めてくれていたのがとても気に入っていて、大学受験でも個別指導形式がいいなと思っていたので、他の塾に通うということは特に考えませんでした。
受験舎
そうだったんですね。武田さんは受験舎の高校部で数学と英語の授業を行っていましたが、それぞれの授業で印象に残っていることがあればお聞かせください。数学については何かありますか。
武田
数学は、本当に苦手科目で分からないことも人よりすごく多かったと思います。それで、先生には結構苦労をかけてしまったと思うんですけど、私が分からないところをきちんと理解できるまで、粘り強く教えてくれたことがとても印象に残っています。
受験舎
それでは、英語の授業についてはなにかありますか。
武田
英語は、共通テスト型の模試で点数が伸び悩んでいたときに、すごく細かくアドバイスをしてくれたことが印象深かったです。問題をどうしても時間内に最後まで解ききることができなくて、模試で納得いく点数が取れなかったんです。それで、どうしたらいいか先生に相談したら、時間配分のやり方や、大問ごとの問題へのアプローチの仕方、例えばこの大問は先に設問を読んだ方がいい、とかを細かく説明してくれて。そのおかげで共通テスト本番ではいい点数が取れました。  それと、英語の先生には地理の相談にも乗ってもらって感謝しています。
受験舎
それは、どのような相談だったんですか。
武田
私は地理がかなり苦手で、模試の点数も結構悪かったんです。それで、どうしようかと悩んでいた時に、富山大学の看護学部が地理Bではなくて簡単な地理Aで受験できることを知ったんですね。でも、学校では地理Aの授業をしていなかったので、どうすればいいか英語の授業の時に先生に相談してみたんです。 そうしたら、地理Aで学習する範囲や、共通テストで出される問題について色々調べてくれて。それに、どの問題集を使って勉強すればいいかというところまでアドバイスをくれました。専門外の地理のことだったのに、親身に相談に乗ってくれて、とても感謝しています。結果としては地理Aを選択して良かったと思える点数を共通テストで取れたんですが、自分一人だったらここまで上手くはいかなかったと思います。
02 富山大学を目指して
受験舎
さて、武田さんが富山大学の看護学部を目指すようになった理由は何かあったのですか。
武田
国公立大学で大学病院が併設されている、ということを条件にいろいろな大学を調べていたんですけど、その中で富山大学は国際教育に力を入れているというのを見て、いいなと思うようになりました。年に1回短期留学プログラムを行ったりしていて。あとは、色々な学部がある大学なので、様々な人たちと交流を持つ機会があるというのも魅力的でした。
受験舎
富山大学を受験しようと最終的に決めたのはいつくらいでしたか。
武田
最終的には、共通テストの結果を見て決めました。富山大学と浜松医科大学で迷っていたんですけど、共通テストが上手くいったので富山大学を受験することにしました。
受験舎
ちなみに、なぜ看護学部を選んだのですか。
武田
小さいころから医療系の仕事に興味があったんです。それで、高校1年生か2年生の時に、県が主催している看護のイベントに参加してみようと思って。そこで看護師の方の話を実際に聞いて、私も看護師になりたいなと思うようになりました。
受験舎
そうだったんですね。志望校を富山大学に決めた後、何か心境の変化などはありましたか。
武田
決める前は、志望校を早く決めないといけないという焦りがありました。勉強の面でも、やっぱりそれぞれの大学で問題の形式が違っていましたし、小論文を使うかどうかの違いもあったので、なんだか落ち着かなかったですね。けど、決まってからは目標が一つになったので、そういうことを気にしないでとにかく勉強に集中することができました。
受験舎
試験本番が近付くにつれて、不安を感じることも多くなってきたと思いますが、そのような時は、どのようにして不安を解消していましたか。
武田
学校の先生や、塾の先生には勉強面の悩みを積極的に相談するようにしていましたし、精神的に参ってしまったときは、友達に悩みを聞いてもらったりしていました。あまり不安をため込まないことを意識して、すぐ誰かに話を聞いてもらうようにしていましたね。
受験舎
共通テストの後、富山大学の試験に備えて塾では英語と小論文の授業を行っていましたが、その時期の授業で印象に残っていることは何かありますか。
武田
英語については、やはり二次試験の問題が難しかったんですね。記述問題や自由英作文の問題も入ってきて。だから、最初に過去問を解いたときには、時間内に解き終わらなかったこともあって得点がかなり低かったんです。それで結構落ち込んだりもしていたんですけど、先生が一生懸命励ましてくれて、かなり気持ちが楽になったのを覚えています。「問題自体はしっかりと解けているから、時間内に解き終わるようにしよう」ってアドバイスをくれたので、時間配分や問題を解く順番を意識して過去問演習をするようになりました。結果として、本番ではしっかりと英作文まで書ききることができました。
受験舎
それでは、小論文の授業について聞かせてください。
武田
小論文については、最初は自分でいろいろ対策してみたり、学校の先生にちょっと見てもらったりもしたんですけど、不安があったので受験舎でも授業をすることにしたんです。受験舎の先生は、自分だと思いつかないような考え方をたくさん教えてくれて、それがすごく勉強になりました。 入試本番では、授業で勉強したのと近いテーマが出されたので、指導してもらった内容を少しアレンジして答案にしました。「自分の中で1つ書き方の『型』を作っておくと小論文は書きやすくなる」と授業で教えてくれて、その「型」を作る演習もしてくれていたんです。それもあって、入試ではスムーズに小論文を書くことができたと思います。
受験舎
試験本番では緊張したりはしましたか。
武田
高校の時にはダンス部に入っていたんです。それで、人前で踊る機会が何回もあったんですよ。緊張する場面を割と経験していたので、試験本番ではあまり緊張しませんでした。
03 看護学部を目指す受験生へ
受験舎
武田さんは、大学に入った後に挑戦してみたいことは何かありますか。
武田
サークル活動ですかね。ダンスサークルに入りたいんです。インスタグラムで富山大学のダンスサークルの人たちが学園祭のステージで踊っているのを見て、大学でもダンスをやりたくなりました。あとは、留学ですかね。アメリカか韓国に留学してみたいと思っています。
受験舎
それは楽しみですね。では、最後に看護学部を目指す受験生に何かメッセージをお願いします。
武田
私は、勉強に力を入れ始めた時期が他の受験生よりも遅くて、成績が伸び始めたのも結構ぎりぎりのタイミングでした。それは、志望校が固まった時期が遅かったことが理由の一つだと思っています。だから、早いうちからオープンキャンパスに行ったりして、自分の目標を決めて、そしてそこに向けての努力を始めてください。そうすれば、受験期に苦労しないで済むと思います。看護師になるという夢が決まっているのなら、あとはそれをかなえるために全力を尽くすだけです。
受験舎
今日はありがとうございました。
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