小中学部紹介

小中学部の特長
勉強を通して自立心を育む教育

受験舎の小中学部におけるメインテーマは、“自立心を育てること”です。人生において重要なことは、中学受験や高校受験に受かることや、良い点数、成績を取ることだけではありません。

特に宇都宮の場合、中学までの成績よりも、高校でいかに伸びるかが、大学受験における大きな鍵となります。そのため小中学部では、“高校で伸びる生徒”を育てることに注力しています。その結果、実際に高校で成績を伸ばし、難関大学や第一志望大学へ合格している卒業生がたくさんいます。

高校で伸びる生徒に育てるには、早い段階から自分の足で立ちあがれる“自立心”が欠かせません。自立心は社会に出てからも必要とされる、人生を生き抜くための力でもあります。だからこそ、受験を経験しながらも、将来にわたって“自ら伸びることができる生徒”を育成することが何より大切であると考えています。

01
生徒の目標を共有する
目標設定
入塾の面談時に、志望校等の目標を伺った後、目標達成に向けて、一人ひとりに合わせた学習計画を立てます。「何を」「いつまでに」すべきかを明確にし、具体的な学習目標を生徒と共有しながら授業を行います。また、講師は生徒と日頃からコミュニケーションをとり、勉強の進度や理解度、目標の変更などに合わせて、その都度、学習計画を修正します。このくりかえしにより、目標達成に向けた道筋を支えます。
目標設定
02
価値観に共感する
価値観に共有する
受験舎では、授業中や自習時間などにおける生徒との対話を重視しています。生徒自身の価値観や、勉強面や生活、家庭での悩みなどにも耳を傾け、話し合い、共感することで、生徒の成長の妨げとなる要因を少しでも取り除く手助けに努めています。時には保護者にも協力を仰ぎ、生徒の“前向きな心”や“伸びようとする心”をしっかりと育んでいくことで、目的意識を常に明確に持たせます。また、受験舎から生徒が帰るときに、“明日からまた頑張ろう”と思わせてあげられる塾でありたいと思っています。
価値観に共有する
03
時間・空間を共有する
生徒と目標の共有
受験舎は、授業教室にしても自習空間にしても、仕切りなどで個別にブースを設けることはしていません。それは、講師全員が、一人ひとりの生徒に目を配れる環境をつくることで、“いつもより少し元気がない”といった、生徒が発するささやかなサインや変化を見逃さないようにするためです。また、空間や時間を日々共有し、常に生徒を理解しようと努力することから信頼関係も育まれていくと考えています。
生徒と目標の共有
04
生徒の考える力を育む
大切なのはプロセス
受験舎では、答えだけでなく“考えるプロセス”が大切だと考えています。そのため、たとえ答えが間違っていたとしても、ノートなどを見て思考のプロセスが生徒本人の成長過程においてプラスになると考えれば、それをいかした解説をしたり、ヒントを出したりし、正解へと導きます。裏を返せば、たとえ答えが合っていたとしても、思考のプロセスが生徒にとって良くないと考える場合は指摘し、考え方や問題の捉え方を修正していきます。結果ではなく、プロセスを重視することで、生徒の考える力を伸ばしていきます。
大切なのはプロセス
05
生徒の自立心を育む
自習用プリント
定期テスト対策や学校の授業の補習プリントが必要な時は、ご家族ではなく、生徒本人から要望を出してもらうようにお願いしています。「何を」「いつまでに」「何のために」といったことを生徒自身が考え、勉強を自分のこととして捉えること意図しています。 また、振替授業の申し込みについても、なるべく生徒本人から連絡を入れてもらうようにお願いしています。それは、早いうちから自分の生活スケジュールを把握・確認できる自己管理能力や、人に意見を伝えて交渉する対話力を身に付けてもらいたいからです。
自習用プリント
小中学部の教科指導
 文章読解が苦手な生徒

文章読解が苦手なケースでは、そもそも「読む」ということがどういったことをすることなのか理解できておらず、ただ、文字を目で追っているだけになっていることが考えられます。 また、自分のしていることを言語化することがうまくできず、苦しんでいることもあります。 そこで、まずは、「読む」とはどういうことかを一緒に考え、その生徒に合った形の読み方を提案していきます。そして、授業中に生徒に質問する際には、YES/NOで答えられる聞き方は避け、生徒自身の考えを引き出す質問を心掛け、言語化する習慣をつけるように促してまいります。

 記述問題が苦手な生徒

記述問題が苦手なケースは、自分の言葉で表現することが苦手なことが考えられます。もちろん、本文中の言葉を使う必要がありますが、その言葉を言い換えることに苦労しがちです。そこで、受験舎では、記述問題を多く解いて経験を積むことはもちろん、文章題ごとに要約文を書いてもらいます。要点を確認し、短くまとめることに慣れることで、自分の言葉で表現できるように促していきます。

 古典が苦手な中学生

古典が苦手という場合は、まず現代文における文章読解を確認します。こちらの読解に不安がある場合は、文章読解が苦手なケース同様に「読む」ことを確認していきます。一方、読解がある程度できていて、苦手な生徒は、できるがゆえに大体の雰囲気で読んでしまうことが多いです。そこで、丁寧に時間をかけて細かく確認をしていくことで、確実に古文が読めたという実感を持てるようにしていきます。

 授業を受講している小中学生

ここ数年、特に計算力の育っていない生徒が増えているように感じています。そこで、現在授業開始時に5分間の計算力養成を目的とした計算パズルをやってもらっています。

 成績は良いが基礎に穴がある中3生

テストではある程度の点数は取れるのに、いまいちそこから伸びないという生徒は各単元の基礎に穴があることがあります。このまま進学すると高校で数学が苦手になる可能性が高いため、また問題に対する視野を広げる目的も兼ねて、あえて小学校の問題からやり直し、基礎固めを行うことがあります。その結果、中学でも高校でも通じる数学的な考え方を組み立てる力を養います。

 自分では数学が苦手と思っている中3生

「数学が苦手」と本人が思っていても、講師側から見ると数学のセンスも基礎力もある場合があります。このような場合、何が本人に苦手意識を持たせているのかを分析します。例えば、解いている問題数が極端に少ないことが原因であれば、本人と相談の上、数冊の問題集で多くの良問を解いてもらうことで、苦手意識を克服してもらいます。

 数学が極端に苦手な中2生

日頃から「数学ができない」というレッテルを貼られたり、「数学は大の苦手」と自分でも思っていたりする生徒の場合には、本人が理解できる学年まで戻ることから始めます。 例えそれが小学校低学年であってもよいのです。「できた」「解けた」ことを講師がほめながら学習を支えることで少しずつ自信を持たせ、長時間かけて目標達成を目指します。

 適性検査のある入試に備える小5生

県内の公立中高一貫校には、適性検査という総合的な能力を要求される試験があります。この適性検査は、国語、算数、理科、社会など、単一教科ごとの知識を覚えるだけでは、対応しづらいものです。それぞれの知識を組み合わせる必要があります。そのため、答えが何かではなく、どのようにして答えたか、グラフの情報や文章のどこに着目したのか、対話をとおして確認しながら授業を進めていきます。そうすることで、自ら思考する力を養っていきます。

 作文の書き方がわからない小6生

県内の公立中高一貫校の入試で出題される作文は、600字程度と字数が多く設定されています。そのため、とりあえず書き始めると、字数が足りなくなってしまうことが多々あります。そこで、「どのような構成で文章を書けばよいか」という視点でまずは解説を行います。そして短い文章を書くことから始めて、文章の型を身に着けてもらい、徐々に長い文章を書くことに慣れてもらいます。また、テーマとなる言葉そのものの理解が浅いこともあるため、授業では様々な言葉がどういった意味を持つのか、どのように相手に受け止められるのかを話あっていきます。

 英語が苦手な中2生

まずは中学1年生内容が身についているかどうかの確認を行います。前学年の内容に不安があれば、その復習から始めます。中学1年生内容を身につけたうえで、2年生内容へと進みます。単元別の英文法プリントをくりかえし解き、基本単語や英文法の知識を身に付けることを目指します。

 英文読解が苦手な中3生

英文読解が苦手である要因のひとつに、単語や英文法の知識不足が考えられます。その場合、まずは、単語や英文法を身に付けることに徹します。英文を正確に読むための道具である知識を身に付けたうえで、読解演習へ進みます。読解演習では、単に答えを出すのではなく、なぜそれが答えになるのか根拠を説明してもらいます。また、英文の読み方や問題を解く手順を指導し、高校以降の英語学習にも通じる解き方を身に付けます。

 中学準備をしたい小6生

小学部での英語学習の目標は、「小学校卒業までに英検5級程度の力をつけること」です。アルファベットの練習から始め、英検5級レベル程度の英単語と基本英文を身に付けることを目指します。まずは、英語の音声を聞き、声に出して読む練習を行います。英単語や英文の読み方を確認したうえで、書く練習を行います。スペルが覚えられているかどうかの確認テストも行います。このように、「聞く」「読む」「書く」ことを通して、中学校以降の英語学習に備えます。

 理科が苦手な小学生

基本の語句を身に付けるために、一問一答形式のプリントを使って毎回テストを行い、覚えるまで繰り返します。また、基礎問題集を何度も繰り返し解くことで、基礎知識の定着を図ります。

 計算問題や応用問題が苦手な中学生

問題文をどのように読み取り、どのような考えから答えを導き出したのかを丁寧に聞くことから始めます。間違いや読み取り違いの箇所についてはじっくり話し合い、理解に導いていきます。

 授業を受けていない中学生

自習時間を利用して、小テストを行います。定期テスト前などは、テスト対策のプリントや復習プリントなどを個別に用意し、テスト勉強をフォローします。

 社会が苦手な中学生

単なる用語の暗記ではなく、そこに理解が伴うような勉強の仕方を提案します。もちろん、問題を解くために、重要な人物や出来事の名前を知識として身につける必要はあります。しかし、ただ文字の情報として覚えるのではなく、教科書や用語集の解説をもとに、その言葉の意味を理解しながら学んでいくことが大切です。また、図や写真を見て、どのような場面での出来事なのか、映像として頭の中にイメージを思い浮かべられるようにすることも大切です。

 記述式問題が苦手な中3生

基本用語の知識や意味の理解が足りていない場合、それらを補うことから始めます。知識を身に付けたうえで、記述問題の演習を行います。記述問題のポイントは、問題条件を正しく読み取ることです。何が問われているのかに注意して、解答をつくる練習を行います。

 授業を受けていない中学生

学校の授業の復習プリントや定期テスト等のための対策プリントを配布することができます。また、中学3年生の希望者には、受験対策として、基本用語の確認テストも実施しています。


小中学部 受講例
小学生
 学校の授業の補習をしたい
補習を希望する小学生の場合、国語と算数の受講をおすすめいたします。この2教科は論理的思考を育てるのに最適です。そして論理的思考は中学、高校での学習の土台となります。答えを出すまでの途中過程の思考を大事にしながら、中学校に向けた準備をします。 以下は、算数と国語をそれぞれ週2回ずつ受講する場合です。
小中学部-時間割例1
 中学校での英語の勉強に備えたい
小学生の英語学習は、アルファベットの練習から始め、英検5級レベル程度の英単語と基本英文を身に付けることを目指します。中学入学前に、基本的な英単語や英文を「聞いてわかる」「読める」「書ける」ようにして、中学校での英語学習に備えます。 以下は、英語を週2回受講する場合です。
小中学部-時間割例2
 宇大附属中の受検対策がしたい
宇大附属中の受検対策のためには、学力検査で課される国語・算数・理科・社会の4教科すべて受講することをおすすめいたします。毎日、授業の前後に自習をし、勉強時間を確保することが大切です。 以下は、国語・算数・理科・社会の4教科をそれぞれ週2回ずつ受講する場合です。
小中学部-時間割例3
 宇東附属中学校の受検対策がしたい
宇東附属中学校の受検には、適性検査と作文の対策が必須です。これらの課題は、改善の仕方が本当に一人ひとり違います。そこで、授業を頻繁に行うことで、対話をとおして一つずつ丁寧に確認し、その生徒にあった改善策を見つけていきます。 以下は、適性検査・作文をそれぞれ週3回ずつ受講する場合です。
小中学部-時間割例4
中学生
 部活や習い事と勉強を両立させたい
部活や習い事の都合に合わせて、授業を受講する曜日や時間帯を選択することができます。中学1年生、2年生の場合、受講教科は国語、数学、英語を中心に選択することをおすすめいたします。 以下は数学・英語の2教科を週2回ずつ受講する場合です。
小中学部-時間割例5
 勉強に集中できる環境がほしい
家ではなかなかやる気になれないという場合、自分が勉強に集中できる環境に身を置くことが大切です。1週間あたりの通塾日数を増やし、授業の前後に自習席を利用することをおすすめいたします。 以下は国語・数学・英語の3教科を週2回ずつ受講する場合です。
小中学部-時間割例6
 入試対策のために5教科すべて受講したい
中学3年生は、入試科目である5教科をすべて勉強する必要があります。勉強時間を確保するために、なるべく毎日通塾し、授業の前後に自習席を利用することをおすすめいたします。 以下は国語、数学、英語、社会、理科の5教科すべてを受講する場合です。
小中学部-時間割例7
 苦手な1教科のみ受講したい
特定の教科が苦手であるという場合、その1教科のみを選択し受講することができます。自習時間での疑問点をなるべく早めに授業で解決できるように、1週間あたりの通塾日数を増やすことをおすすめいたします。 以下は数学1教科を週3回受講する場合です。
小中学部-時間割例8
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