文舞両道を目指して/本田愛さん

合格者インタビュー
本田愛さん
「文舞両道を目指して」
埼玉大学教育学部合格
さん
宇都宮女子高卒
  1. 「英語」:得意な科目
  2. 「数学」:苦手な科目
  3. 「芸術、文化に関わる仕事に就くこと」:将来の夢
  4. 「平日、休日ともに7~8時間」:1日の平均勉強時間
  5. 「新」:受験を1文字で表すと
  6. 「習い事(バレエ、コンテンポラリーダンス)」:高校時代に1番夢中になったこと
  7. 「安心しました(涙)」:合格を確認した瞬間の気持ち
01 勉強の楽しさを知った受験舎の授業
受験舎
合格おめでとうございます!
本田
ありがとうございます!
受験舎
それでは早速お話をお聞きしていこうと思います。受験舎には確か本田さんが高校を卒業した後の春ごろに面談をしに来てくれましたよね。
本田
そうです。それで4月中旬頃から通い始めました。
受験舎
現役の時は受験は残念ながらあまりうまく行かなかった?
本田
そうですね。
受験舎
現役の時はどこを受験したんだっけ?
本田
国立大学で舞踊を学べるところです。現役の時はそこしか見てなかったです。
受験舎
それで残念ながら浪人することになって勉強できるところを探したんだね。
本田
はい。最初県内で予備校を探していて、受験舎のホームページの合格者インタビューを見て良さそうだなと思って。実際に面談、体験授業を通してアットホームな雰囲気と居心地の良さと受験舎の先生方のもとで学びたいと思ったので通い始めました。
受験舎
受験舎は予備校ではないので普段の授業は夕方からですけど、予備校にしようとは思わなかった?
本田
中学の時の塾は予備校のような集団授業だったんですけど、自分は受身であんまり個人的に質問できないタイプだったので、それよりは個人的に質問できるような個別指導の授業システムがいいなあと思って。
受験舎
それで授業を受け始めてくれたんだね。では受験舎の授業の内容や講師のアドバイスで特に役立ったことや現役時の勉強との違いはありましたか?
本田
英語は高校の時は文構造とかを全然考えずに勉強していて、最初の体験授業の時に長文をやって、高校時代とは全然違う英語との向き合い方や問題の解き方をすごく丁寧に説明してくださって、こうやって解くのかと。それを身につけようと受験まで頑張りました。

数学は高校まではあまり楽しいと思ったことがなかったんですけど、平山先生の授業はすごく楽しくて。
受験舎
平山先生が聞いたら喜んじゃうな(笑)。
本田
私の理解力がなさ過ぎて申し訳なかったんですけど、説明の仕方もわかるまで説明してくださったのが一斉授業の高校の先生とも違うし、優しかったです。

国語は、特に印象に残っているのが丁寧に問題を解くように言われたことで。
受験舎
そうだね、共通テストの前には特に言っていたね(笑)。
本田
自分ではわかっているつもりでも、問題を解いているとどうしても雑に解いているときがあって、指摘されてここまで丁寧に解かなきゃいけないんだなって。高校時代は国語は苦手ではなかったんですけど、受験舎に入ってからのほうが、ちゃんと深く理解して問題を解くことができたかなと思います。
受験舎
お役に立てたようで嬉しいです!では生物はどうでしたか?
本田
高校時代は理系科目が好きではなかったので、生物も苦手意識があったんですけど、分からないところは全部質問するように言ってくださって、それが一つ一つちゃんと理解して知識を埋めていくという授業で、生物ってこんな楽しかったんだなって思いました。
受験舎
鈴木先生の授業を受けた人はたいていそう言ってくれるね(笑)。鈴木先生は身近なことと生物を絡めて説明してくれるしね。
本田
そうですね。
受験舎
では化学はどうでしたか?
本田
化学も高校時代、苦手意識があったんですけど、まず問題集を3周やれば安定してくるからっていうのを最初に言ってもらって、その通りにやったらほんとに安定していったかなって。先生の説明がすごく分かりやすくて、高校時代からもっとちゃんとやっておけばよかったって思いました(笑)。

どの教科も勉強の楽しさを知れて、高校時代とは違う気づきがありました。
受験舎
そう思っていただけて私たちも嬉しいです! そういえば普段は週3回授業を受けていて、その日は塾で自習していたけど、普段の勉強は主におうちでしていたのかな?
本田
そうですね。塾がある日にバイトも入れていて、午前中10時から午後1時まで宇都宮駅の駅ビルでバイトをして、塾の自習室が1時から開くから、バイトが終わったらそのまま自習しに来て、夕方から授業を受けて、塾が終わる時間までまた自習して帰ってました。
受験舎
いつからやっていたの?
本田
6月ぐらいからやっていて、さすがに11月くらいから週1にして、入試前はバイト先で「休んでいいよ」って言ってくれたので1月2月はほぼ行ってないですね。で、入試が終わってまだやっています。
受験舎
そうだったんだね。ちなみに現役生の時はどのように勉強していましたか?
本田
バレエがある日は帰るのが12時頃になってしまい、宿題、課題をなんとか終わらせる程度の勉強でした。塾に行ってなかったです。
受験舎
バレエはいつからやっていたの?
本田
4歳からです。
受験舎
小さい時からバレエや舞踊の方面に進みたいと思っていたの?
本田
中学生くらいからコンクールや舞台に頻繁に出るようになって、現役時代は舞踊を学べる国立大に行けたらいいなと思って受験しました。
受験舎
現役時代はバレエやダンスのレッスンはどのくらいやっていたの?
本田
普段は週2,3回で、コンクールや舞台の前だと土日もあったりしました。
受験舎
じゃあ、現役時代はバレエとかに力を入れていて、勉強はとりあえずやるみたいな感じだったのかな?
本田
そうですね、やらなきゃいけないことはやっていたんですけど、プラスアルファができてなかった感じです。
受験舎
現役のときはなかなかハードな生活を送っていたんだね。

では、現役生の頃と浪人生の頃を比較して、ここが大きく変わったと思うことは何ですか?
本田
勉強に対する向き合い方ですね。勉強するのが本当に楽しくやれたという感じですね。浪人する時はちゃんと自分で勉強できるのか不安なところがあったんですけど、こんなに楽しく自分から勉強できるようになって良かったなって思います。
受験舎
それは受験舎に来たからっていうのもある?
本田
そうです(笑)。受験舎の先生たちの授業を受けて変わりました!
受験舎
それはすごく嬉しいなあ。でも、予備校だったら友達ができたりすると思うけど、受験舎だと個別指導だから授業の時には先生と話はしても、それ以外はひたすら一人で勉強していたよね。それは苦痛ではなかった?
本田
そういうことはなかったです(笑)。
受験舎
それは良かった!辛かったって言われなくて安心しました(笑)。

では授業以外のことで印象に残っていることはありますか?
本田
共通テストが終わってはじめて塾に来るときに、自分の目標としていた結果が出せなくて、先生たちにもっと結果で返したかったなと思っていたんですけど、その時に鈴木先生が声をかけてくださって、「この点数でも絶対行けるところあるから。特に今年の共通テストは難化しているみたいだからみんなどうだったか、リサーチが出るまではふたを開けてみないとわからないし」って言ってくださったのが心に来ました(笑)。
受験舎
そうかあ、こちらに対してそんな風に思わせてしまって、ほんと申し訳ないです。
本田
いえいえ。
受験舎
でも本田さんが受験舎で楽しく勉強してくれて、最終的に本田さんが納得できるところに合格してくれてこちらも本当に嬉しいです!
02 浪人してからの変化
受験舎
今振り返って、現役生の頃の自分に声をかけるとしたら何と言いたいですか?
本田
視野を広げてしっかり進路研究をするべきと言いたいです。現役の頃は第一志望しか頭になくて、他の大学も受けず、落ちたら浪人しますって学校の先生にも言っていたので。現役の頃の第一志望は二次試験にバレエの実技もあったので、それの対策もバレエ教室でさせてもらっていて、そこを目指したら志望校を変えてはいけないんじゃないかというのも自分の中であって、それで進路を変えるっていう考えが自分の中になくて。他の学部にしてもレッスンをやっていればバレエは続けていられるから、高校時代からいろんな学部を調べて研究しておいた方が良かったんじゃないかなって思います。
受験舎
浪人してからは他の大学や学部を調べたりした?
本田
そうですね、結構迷いました。
受験舎
結局志望校は変更したけど、変えたのはなぜですか?
本田
共通テストの成績を考えたのと、まず大学にダンス部があるということで考えた時に埼玉かなと。勉強もしつつダンスのサークルが強くて、両立できる環境は埼玉大学なんじゃないかなと思って。ダンスという所にこだわった結果そこにしました。
受験舎
なるほど。では合格した大学を目指す上で、どんな取り組みが必要だと思いますか?
本田
分からないことを曖昧にしておかないことです。現役時代はなんとなくで終わらせていた所があったので、それが結局結果につながらなくて浪人してしまったので。一個一個丁寧に埋めていくことを浪人時代は意識しました。あとは楽しんで勉強することですね。現役時代はまず学校の授業についていけなくて、やってはいたけど、最大限努力していたかというとできていなかった所もあって。浪人時代は最大限努力した上で、楽しんで勉強できていたと思います。
受験舎
浪人生活を送るうえで、何か重要だと考えますか?
本田
まずはオン、オフの切り替えです。自分はバレエのレッスンが気晴らしになっていました。あとは趣味の時間もとるようにしました。それと周りへの感謝を忘れないことですね。
受験舎
本田さんはおうちで勉強することも多かったかなと思うのですが、家では勉強と休憩時間をどのようにとっていましたか?
本田
大体の生活リズムを決めていて、朝は犬の散歩に行った後、2時間くらいやって、休憩してまた昼まで勉強して、午後からはバレエに行ったりして。毎日同じリズムで生活してました。
受験舎
毎日区切り良く生活できていたんですね、素晴らしい!
本田
現役の時はそれができていなかったので(笑)。
受験舎
その反省を生かしたんだね。

では、得意教科についておすすめの勉強法があったら教えてください。
本田
英語だったら、英語版の映画を英語字幕を出しながら見ることにはまっていたことがありました。
受験舎
英語を聞きながら何を言っているのか英語字幕で確認するみたいな?
本田
そうです(笑)。ディズニーとか日本語で見たことある映画を英語版で見返すことが多かったです。
受験舎
それは楽しく英語を身につけられそうですね!

では、苦手教科について克服するために工夫したことはありますか?
本田
わからないところをちゃんとピックアップしておいて、授業の時に聞けるように毎回準備していったことです。数学だったらチャートを夏までの期間やり直しをしていて、高校時代抜けていたり、わからなかったりしたところをもう一回復習し直したことも良かったかなと。
受験舎
自分がどこがわかっていないかを明確にするのもなかなか大変だから、それをきちんとできていたのは素晴らしいですね! 勉強について「ここはがんばった」と自分をほめてあげたいポイントはありますか?
本田
高校時代「文舞両道」を目指してやっていた部分もあったんですけど、浪人してからの方がバイトもして、習い事もやり続けながら、オンオフを切り替えて勉強だけじゃなくて他の事もやりながら、勉強もきちんとできたところです。
受験舎
なるほど~。では逆に受験のために我慢したことはありますか?
本田
スマホの起動時間は自分で設定して使えないようにして。どうしても見ちゃうことがあるので。特にそれも現役時代なんですけど(笑)。そうやって制限してました。
受験舎
お話を聞いていると、現役の頃から本田さんが考え方から勉強に対する姿勢や生活面まで大きく変化したことがわかりますね。
03 チャレンジだった二次試験
受験舎
入試の際、うまくいったことやうまくいかなかったこと、またその他印象に残っていることがあれば教えてください。
本田
共通テストで思った以上に点が取れず、出願校を決めるのにとても悩みました。浪人しているため失敗できないという意識からメンタル的に辛かったです。
受験舎
今年の共通テストは特に数学が難化したしね。
本田
数学は元々苦手で、浪人して楽しく勉強はできていたんですけど、自信のある教科ではなかったので。
受験舎
あの平均点を考えると点数を落としても仕方がないかなって思うし、むしろいつも通り取れている人はほとんどいなかったと思うけどね。じゃあ、共通テスト後が一番辛かった?
本田
そうですね。でも、さっきも言ったように、そこで鈴木先生が声をかけてくださって救われました。
受験舎
辛いままでなくて少し安心しました。

二次試験では絵画の実技試験があったと思うけど、元々絵を描くのは得意だったの?
本田
好きぐらいのレベルで、入試で使うとなったら対策しないとダメだと思って、共通テスト終了後に絵を教えてくれる予備校の講習会に参加しました。今まで全くやったことがなかったのでリスクはあるなと思ったんですけど、短期間で集中してできるだけのことはやりました。
受験舎
今までやってなかったのにすごいねえ、それは。二次試験は何をやったの?
本田
本番は3時間で、木炭でモチーフをより本物っぽく描くというデッサンでした。
受験舎
それは自分としては上手に描けた?
本田
やってきたことは出せたかなと思うけど、他の人のレベルがわからなかったので、どうなんだろうという感じでした。
受験舎
でも結果が出たということは短期集中でしっかり対策できていたんだね。
04 自分の選んだ道を信じて
受験舎
将来の目標・夢は何ですか?
本田
大学生活でも文舞両道を目指したいです。ゆくゆくは芸術、文化に関わりたいです。
受験舎
お話を聞いていると、この浪人時代で勉強とバレエ、より一層両立できるって自信がついたんじゃないかな?
本田
はい、そうですね!
受験舎
「芸術、文化に関わりたい」というのは?
本田
もともと舞台に関われたらいいなあという思いがあって、コロナ禍でそういう舞台がなくなっているところを見たりして、やっぱり芸術とか舞台をなくしてはいけない、なくなってほしくないなっていう思いがあるので、そういう舞台芸術に関われたら一番いいなあと。
受験舎
それは踊り手としてだけでなく、裏方のお仕事とかも?
本田
そうですね。鈴木先生にも言っていただいたんですけど、進学する学部的には教育学部でも、絵などの根本的な芸術の部分も学ぶことはダンスにも関わってくる部分があるからと言ってくださったので、そういうところを学びながら、教員免許も取りつつ、また将来のことは考えていきたいなと思っています。
受験舎
では最後に、同じ大学を志望している後輩や、これから浪人生活を送る後輩にメッセージをお願いします。
本田
自分の選択した道を信じて諦めずに頑張ってほしいです。
受験舎
本田さんも大学行ってからも「文舞両道」を続けて、ぜひ頑張ってください。本日はお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
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