指定校という選択/M・Kさん

合格者インタビュー
M・Kさん
「指定校という選択」
東洋大学 国際観光学部
国際観光学科 指定校推薦合格
M・Kさん
宇都宮中央女子高校卒
  1. 「英語と国語」:得意な科目
  2. 「理系科目(特に数学)」:苦手な科目
  3. 「ブライダルコーディネーター」:将来の夢
  4. 「平日:3時間 休日:7時間くらい」:1日の平均勉強時間
  5. 「学」:受験を1文字で表すと
  6. 「特にないです(笑)」:高校時代に1番夢中になったことは
  7. 「安心しました」:合格を確認した瞬間の気持ちは
01受験舎
受験舎
東洋大学合格おめでとうございます。
M・K
ありがとうございます。
受験舎
では、まず、受験舎にはいつごろから通っていましたか?
M・K
中学2年生の5月ごろからです。そこから、高校3年生の1月まで通いました。
受験舎
通い始めたきっかけは何ですか?
M・K
父が塾長の伊藤先生、高校部代表の鈴木浩之先生と知り合いだったことと、兄弟が通っていたことがきっかけです。
受験舎
そうすると、M・Kさんは中学部、高校部合わせて4年と11か月くらい通ってくれたことになるのですが、その中で、受験舎の授業や講師のアドバイスなどで特に役に立ったことはありますか?
M・K
そうですね。たくさんあるのですが…中学部に関しては、印象に残っていることが特に2つあります。「英語の単語テスト」と「理科のファイル」が役に立ちました。

「英語の単語テスト」は、学校では単語テストがなかったので、中学生に必要な単語を勉強する機会を与えてもらってありがたかったです。

また、「理科のファイル」は、全単元のまとめプリントが入っていて、理科の勉強は全部このファイルを使ってました。
受験舎
なるほど。では、次に高校部に関してお願いします。
M・K
高校部に関してもたくさんありますが、すぐに思い浮かぶことが3つあります。「古典の授業の最初にいただいたプリント」と、「現代文の理由付け」、あと「英語の文法プリント」が役に立ちました。 「古典の授業の最初にいただいたプリント」は、古典で大切なことが詰まっていて、とても分かりやすかったです。学校にも持って行ってました。

「現代文の理由付け」は、なぜその答えや選択肢が正解になるのか、なぜ他の選択肢が間違っているのかを、本文中にある根拠を示しながら説明するという作業です。少し大変でしたが、理由づけをやっていくうちに、根拠を明確にして答えを導くことが出来るようになったと思います。また、根拠を明確にすることで、自分の解答に自信を持てるようになりました。

「英語の文法プリント」は、2種類のテキストを2周ずつくらいやりました。今思い返すと、めちゃくちゃ量が多かったです(笑)。ですが、1,2年生のうちに量をこなしたおかげで、受験勉強に文法でつまずくことは全くと言っていいほどなかったです。
受験舎
ありがとうございます。では、授業以外で受験舎に来てよかったと思うことがあれば教えてください。
M・K
教室がすごく落ち着く空間で、とても集中しやすかったです。 元々テスト期間なども家で勉強するタイプでしたが、3年生の夏期講習で自習室を利用するようになり、もっと早く活用すればよかったと思いました(笑)。

それから先生がびっくりする程優しいです。 生徒に怒っているところをほとんど見たことがありません。
受験舎
では、受験舎で特に思い出に残っていることはありますか?
M・K
コロナが流行する前の中学3年生の冬期講習のときに、鈴木克美先生が餃子やカレーを持ってきてくれて、夜ご飯にみんなで食べたことです。

塾でこんなことがあると思わなかったのでびっくりしました(笑)。 美味しかったですし、すごくリフレッシュになった記憶があります。
02大学受験
受験舎
大学受験というものを意識し始めた時期はいつごろでしたか?
M・K
高校2年生の終わり頃から意識し始めました。 ですが行動に移すのは遅かったですね(笑)。
受験舎
では、今回合格した第一志望の大学を意識し始めた時期は?
M・K
志望校を意識し始めた時期は2年生の春から夏にかけてだった気がします。 学びたいことが明確だったので、志望校が決まるのは割と早かったと思います。 観光系の学部がある大学が少なく、選択肢が少ないことに不安はありましたが、カリキュラムなどをよく読んで、1番自分のやりたいことができそうな大学を見つけました。

個人的には、卒業生の卒論を読むと、その大学で学べることがより詳しくわかると思います。
受験舎
なるほど。すごく参考になる意見ですね。ありがとうございます。 では、推薦入試を意識し始めた時期はいつごろでしたか?
M・K
3年生の夏です。
受験舎
きっかけは何かありましたか?
M・K
宇都宮中央女子高に私が志望している大学の指定校推薦枠があると知ったことがきっかけです。
受験舎
推薦入試のために意識したことや取り組んだことがありましたか?
M・K
元々一般入試で受験する予定だったので、意識したことは特にありません。 指定校の校内選考に立候補すると決めてからは、鈴木浩之先生に志願理由の書き方を教えてもらいました。
受験舎
推薦入試と一般入試については、それぞれどのように考えていましたか?
M・K
推薦入試は受験が早く終わるもの、一般入試はしんどいものだと思っていました(笑)。
受験舎
学校の勉強(予習・復習や定期対策)と受験勉強との割合はどのくらいでしたか?
M・K
1年生、2年生のころは、学校の勉強:受験勉強=10:0です。 1年生の時は全くと言っていいほど受験を意識していませんでした(笑)。

2年生の時に志望校は決まりましたが、受験勉強をしているという意識はあまりなかったです。

3年生になってからは、学校の勉強:受験勉強=3:7くらいだと思います(笑)。

私には定期テストを捨てて受験勉強に振り切るという勇気はなかったです(笑)。
受験舎
確かにM・Kさんを見ていて、しっかり定期テストの勉強をしているなと思っていました。でも、それで受験で必要な知識や基礎力を得ることができていたと思いますよ(笑)。

推薦入試のために重要な定期テストで、M・Kさんはいつも好成績を収めていましたが、定期テストではどのように勉強していましたか?
M・K
理系教科は苦手だったので文系教科だけしかお伝え出来ないのですが、

まず、「現代文」は授業をしっかり聞いて、疑問に思った個所はすぐに先生に質問するようにしていました。 先生の説明や疑問の答えなどを教科書に直接書き込んで、テスト前に本文を読みながら確認しました。 それと、漢字や現代文単語の問題を絶対に落とさないように、テストの前日から逆算して毎日数ページずつ進めて勉強しました。

「古文」と「漢文」は音読をすることがオススメです。 特に漢文は、音読をすると文法が分かるようになると思います。 学校の先生からもらった白文のプリントを使って、白文を読む練習もしました。

「世界史」は、3種類のワークを使って勉強していました。 最初は学校で配られたワークだけを繰り返していましたが、そのワークの答えを暗記しているだけでは出題方法が変わると答えられないという経験をしたので、勉強方法を変えました。 学校で配られたワークを2周してある程度覚えたら、他の2冊のワークを解いてみるという方法で勉強したら、1つの物事に対する知識やキーワードが増えて、問題が解きやすくなりました。

「コミュニケーション英語」は、テスト勉強より授業の予習をしっかりすることが大切なような気がします。自分である程度理解した状態で授業を受けると、記憶に残りやすいと思います。 これはコミュニケーション英語に限ったことではありませんが、この科目が1番予習の大切さを実感しました。 それから、英単語と文法のテキストから出る問題は絶対に落とさないようにしました。 勉強方法は、漢字や現代文単語と同じです。

「英語表現」は、定期テスト2週間前からは塾の授業の時間に、学校からもらったワークを解きました。 それとデュアルスコープという参考書を読んで細かい知識を補っていました。
受験舎
おすすめの勉強法はありますか?
M・K
先ほど言った中で、世界史の勉強法はおすすめです。

すごく時間がかかるし、正直面倒くさいですが、時間をかけた分忘れにくかったです。 世界史のような暗記科目は時間をかけることが大切だと思います。
受験舎
高校3年間の勉強の中でこれをやっておけば良かったと思うことはありますか?
M・K
数学です。 シンプルに数学ができる人に憧れがあります(笑)。
受験舎
なるほど。M・Kさんが数学に苦戦していたのはよく知っているので納得です(笑)。 では、受験期に、これだけは自分をほめられるということをあげてください。
M・K
指定校推薦で受験を終えた私が言えることはあまりありませんが、強いて言うなら、校内選考が通ってからも共通テストまで勉強をしていたことです(笑)。

今までの恩返しと言ってはだいぶ弱いですが、塾の先生方や学校の先生方に成長を示せるものが共通テストしかなかったので、夏休みほどの熱量ではありませんが、勉強は続けました。
受験舎
確かに夏までとは勢いが落ちたと思いますが、それでも周りの受験生に劣らないくらい勉強をしているなと思い、私たちは感心していましたよ!
03これから
受験舎
志望校は、どのような理由で選びましたか?
M・K
1番学びたいことができそうだったことや、海外でのフィールドワーク制度、他学部の授業を履修できる制度に魅かれたという理由からです。ほかにも、就職率の高さや、就職先も重視しました。
受験舎
大学でやってみたいことはありますか?
M・K
ぱっと思いつくことがありません(笑)。 ですが、自分が興味のあることを勉強できるのが楽しみです。
受験舎
そうですよね。しっかり検討して選んだ大学だから、きっと充実した大学生活が待っていると思いますよ! では、受験が終了した今、一番感謝したい人は誰ですか?
M・K
担任の先生と塾の先生方です。
受験舎
理由を教えてください。
M・K
担任の先生には、指定校推薦の件ですごくお世話になりました。

塾の先生方は、指定校推薦で受験を終えてしまうことに対して少し後ろめたさがあったのですが、山田先生と小池先生が、「M・Kさんが1年生の時から頑張ってきた姿を見ている身としては、妥当な権利だと思うよ」と言ってくださって、泣きそうになりました(笑)。 背中を押してくださったことにすごく感謝しています。
受験舎
そんなことを言っていただけるなんて私たちこそ泣きそうになりますよ(笑)。ありがとう! では、最後に推薦入試を考えていたり、同じ大学を志望している後輩に向けて メッセージをお願いします。
M・K
推薦入試を考えている人はもちろんですが、一般で大学に進学しようとしている人も、定期テストは点数を取っておいた方がいいと思います。

私の場合は、ある程度定期テストを頑張っていたおかげで、3年の夏に指定校推薦に切り替えてそのまま合格できたので、定期テストを頑張ることで大学の選択肢だけでなく、入試方法の幅も広がると思います。

私は、指定校推薦で進学先を決めるという選択をしましたが、11月ごろに、これで正解だったのかなと少し後悔した部分もあります(笑)。

だからこそ、入学前の課題にもしっかり取り組んでいますし、入学後も誰にも負けない気持ちで勉強に励みます。 気持ちを切り替えたので、今はもう後悔はありません。

頑張っていたら最後にきっと満足のできる大学に進学できると思います。 とにかく後悔のない選択をしてください。

それから、コロナが流行したせいで私の学年はあまり高校生らしい高校生活を送れなかったので、勉強しつつ、毎日の生活に楽しさを見出して日々を送ってください。

読んでくださったみなさんの高校生活が、素敵なものになるよう願っています。
受験舎
M・Kさん、本日はありがとうございました。 私たちも今後のM・Kさんの大学生活が素晴らしいものであることを願っていますし、きっとM・Kさんなら充実した大学生活が送れると思います。今後の活躍を期待しています!
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