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​合格者インタビュー

村里優芽乃さん

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気持ちの切り替えの
大切さ

東京理科大学 理工学部

応用生物科学科 合格
千葉大学 園芸学部 園芸学科 合格

得意な科目:英語

苦手な科目:地理

 将来の夢:研究職

1日の平均勉強時間:

平日:約5時間

休日:約10時間

受験を1文字で表すと:​考

高校時代に夢中になったこと:​部活

合格を確認した瞬間の気持ち:ほっとした

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村里さん、東京理科大学合格おめでとうございます。

ありがとうございます!

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では、まず、受験舎のことについて質問していこうと思います。いつ入塾しましたか?

高校2年の夏ごろです。

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なぜ受験舎に入塾しようと思ったのですか?

私は中学生の時は集団塾に通っていました。そこでは常に周りに競争心を持ちながら頑張っていて、その時はそれで良かったのですが、高校でまたあの競争社会に入るのが少し億劫に思ったんです(笑)

あと、皆で同じテストを受ける高校入試と違い、志望校ごとに傾向の異なる大学受験では1人1人に合わせた受験対策のできる塾に行きたいと思ったので、個別塾がいいなと思いました。そんな時、本当に数か月ですが、中学入塾時にお世話になった受験舎に行ってみようと思ったのがきっかけです。

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なるほど。 では、受験舎に入る前と後で勉強のやり方や時間など、変化はありましたか?

それまで受験勉強を意識したことがなく、なんとなく授業の予習、復習をやってはいたのですが、受験舎に通い始めてから、受験に向けて勉強するモードに徐々に入っていきました。また、気軽に先生に質問できる環境だったので、質問しないともったいないと思い、疑問点を探しながら勉強するようになりました。

また、受験舎に通い始めてからは授業が入っている週2日は必ず受験舎に通い、受験舎が閉まる10時までは自習スペースで勉強することで勉強時間が増えました。

飽きっぽい性格だったので、その日の気分によって学校の図書館、自宅、塾の2階の自習スペース、3階の自習室など場所を変えて勉強していました。自習できるスペースがたくさんあって良かったです。受験舎では、みんな静かに勉強していて、私も頑張らなきゃと思えたので塾の自習室の空間が好きでした。

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確かに自習室で頻繁に村里さんを見かけましたね。気に入ってもらえていて、私たちもうれしいです。

次に受講していた教科について質問したいと思います。

村里さんは最初、数学と英語を受講していて、入試直前になって理科(物理・化学)を受講したと思うのですが、まず、数学についてお聞きしたいと思います。

受験舎の数学の授業はどうでしたか?

数学は塾の授業を受ける前に、先生に聞きたい部分を準備して臨むことが多かったです。塾にいる時に理解度が低い部分を分かるようにしていくことで、数学の苦手部分を潰していきました。

わからない問題の解説をしてもらうときに、その問題についてだけでなく、似たパターンの問題や、少し違った出され方をしている問題についても解説してくれたので一回の解説で複数の問題が解けるようになったと思います。それから、難しい問題を質問した時に先生がその問題を解いているのを見ることが出来たので、問題を解く時のアプローチ方法も身に着けることが出来ました。

数学の分からない所は一人で解消していくのは時間もかかるし、なかなか難しいところもあるので、ある程度考えて分からない問題は先生に聞いた方が効率的で、それが受験舎の授業ではできたので良かったと思います。また、受験前に赤本の過去問を添削してもらったのも、一人では気づかない点も教えてもらえてとても良かったです。

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では、次に英語はどうでした?

私は、受験舎に入る前は英語が一番苦手でしたが、最後には英語が一番の得点源となるほど英語は伸びたと思います! 今考えてみても、塾に入る前は英語の勉強をほとんどしておらず、勉強をしていないということにも気づかず、苦手意識だけ増幅していきました。

私は学校の単語テストをまじめに取り組んでおらず単語を覚えられていなかったので、授業の初めに英単語テストをしてもらいました。今まで一人だと続かなかったのですが、テストがあるので毎回真面目に英単語を覚えていきました。英単語帳一冊が終わる頃には、少しずつ自信がついて、英文を読むのも苦ではなくなっていきました。

それから、結局本番では使いませんでしたが、英作文の添削も頻繁にしてもらえました。たんに書いて添削してもらうのではなく、一つの問題につき何度も書き直したので、英作文を書く時の文の構成の立て方や、日本語から英語になおすときのコツなどを掴んでいくことが出来ました。

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では、最後に理科(物理・化学)はどうだった?

理科は直前期にしか授業を取っていないのですが、私にとって大変有意義な授業になりました。授業では難しい問題を一緒に考えていくので、その問題の取り組み方を学ぶことが出来ました。それから、授業中に時々雑談をするのですが、それも興味深くて好きな時間でした(笑)

大学ごとの出題範囲など細かく教えてくれ、共通テストで失敗して自信をなくしている私に「村里さんなら大丈夫」と言ってくれたことは、私にとって力になりました。

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ありがとうございます。 では、受験舎にどのような印象、イメージを持っていますか?

先生との距離が近いと思います。

こちらが相談したことにはとても親身に相談に乗ってくれて、でも必要以上には踏み込まないというか、否定的なことは言われたことがないので、私にとっては心地よい距離感でした。

また、決められた教材を進めていても、定期テストの前にテスト勉強をさせてもらえたり、学校の授業や教材で分からない所があれば質問できたりなど、とても自由度が高いと思います。

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勉強と部活

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村里さんは部活をやりながら、しっかり勉強していた印象ですが、どのように勉強していましたか?

私はオーケストラ部に所属していました。通常は週に3回活動がありますが、第九などの演奏会前は少し多めの活動になります。とはいえ私にとっては部活が勉強の妨げになっていると思ったことはなく、むしろ大切な時間になっていました。

部活の時は部活を楽しむ、勉強する時は勉強するとメリハリをつけた生活スタイルにすることで、それぞれ集中できたと思います。

部活のない週二日を塾に行く日にして、塾に行く日は夜10時まで勉強するようにしていました。力を入れていた教科は英語、数学で、英語は一日一回長文を読むようにし、数学は学校で習ったところはすぐに演習をして身につけるようにしていました。

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なるほど。そのメリハリがしっかり勉強していた印象につながったんですね!

では、今の話に関連して、村里さんは塾では常にモチベーション高く勉強していましたが、それを維持するコツ、秘訣などはありますか?

勉強を習慣化させることだと思います。

私の場合は勉強をし始めれば途中でやる気がなくなることは少なかったのですが、取り組むまでに時間がかかることが多かったので、毎日何時に何をするか決めて、「勉強やりたくないな」とか余計なことを考えてしまう前に勉強に取り組み始めることが出来るように工夫しました。

また、中学生の時から勉強時間を記録するのが癖だったので、Studyplusというアプリを使って勉強時間を記録していたのも勉強を続けられた理由の一つかなと思います。

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ありがとうございます。やはり、しっかり工夫しながら勉強と向き合っていたんですね!

これからの受験生にもとても有益なアドバイスですね!

受験

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では、次に受験に関して聞きたいのですが、受験する大学はどのように決めましたか?

受験校を決めるにあたっては、いろいろ反省すべき点があります。

最初は、その大学の雰囲気などで決めてしまっていて、自分が学びたいこと、やりたいことをあまり重視していませんでした。

3年の秋くらいに、勉強したいことが見え始めて、その後希望する大学は変えずに学部の変更をしたりしたのですが、試験の配点や科目も違ってしまい、少し焦りました。

でも結局、共通テストで失敗してしまい、浪人は絶対回避したかったので、次に準備していた大学を受験することにしました。自分がやりたいこととは少しズレてしまいますが、浪人はしたくないので、国立大学は必ず合格するという思いでいっぱいでした。

わたしはそもそも私立大学は、国立大学のすべり止めとして受けるといったスタンスだったのですが、共通テストに失敗してしまったので、私立の併願校も受けることにして、その時に東京理科大学を本格的に受験しようと思いました。理科大の受験した学科は、私が本来勉強したい内容だったので、ここに行けたら良いなと思いました。

理科大の受験した場所が超都会の神楽坂で、田舎好きな私としては、このキャンパスにはあまり通いたくないなと気乗りしない形で受験しました。受験した後に、キャンパスが千葉県ということが分かり、そこから東京理科大学に受かっていたら良いなという思いが強くなりました(笑)受験校を決めるときにどのキャンパスになるかということも調べておいた方がいいです。基本的なことかもしれませんが(笑)

そうして東京理科大の合格を確認して、千葉大学を受けることになりました。気持ち的には、やりたいこと重視で東京理科大に行くことを決めていたので周りから「もう国立は受けなくてもいいのでは?」と言われましたが、自分の中で最後までやり切りたいという思いが強く、千葉大学を受験しました。

そして結果的に千葉大学も合格できたので、嬉しかったです。最終的に自分の行きたい方を選択させてくれた両親にも感謝しています。

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自分たちも、村里さんから受験校に関しては話を聞いていたので、結果的に村里さんが学びたいことが学べる大学に行けると知ったときはとてもうれしかったですし、千葉大の受験前に「受けに行くか迷っているんですよね」と言いながらも、しっかり勉強していた姿を見て、村里さんらしいなと感じました(笑)

では、受験で一番大変だったことはなんですか?

やはりメンタル部分です。

共通テストを失敗してかなり凹みました(笑)今までの努力は何だったんだろう…という思いが強くよぎってとても悲しかったです。絶対浪人はしたくなかったので、志望校をどこにするか非常に悩みました。

その時に、どこか一つでも大学を押さえられていたら気が楽になったと思うのですが、何一つ押さえがない状態で、国立大学の受験先を決めなくてはならない、挑戦したくてもできないという状態が辛かったです。また、理科大の合格発表を待ちながら千葉大の対策をしているときもつらかったです。理科大の合否が心配な上に、千葉大の過去問の出来が微妙だったのでめちゃくちゃ不安になってました。

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それをどう乗り越えたの?

共通テスト直後はかなり凹んで勉強する気力がわかなかったのですが、志望校を変更するまで迷った分その決断以降は雑念にとらわれず勉強できたと思います。切り替えは割とうまくできました。

理科大を受けた後は、ポジティブに「大丈夫受かってる!」と思おうとしたのですが、なかなかうまくいかなかったので、考えてもしょうがないことより今やるべきことについて考えようと思い、「多分落ちてるから千葉大絶対合格するぞ!」という気持ちで勉強しました(笑)

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これからの受験生へ

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では、最後にこれからの受験生に向けてアドバイスをもらおうと思います。

東京理科大を受ける際、各受験科目に関してどのような対策をしましたか?

英語は自分の得意な傾向だったので特別対策はせず、苦手な文法を強化していました。

数学は、数学Ⅲの微分積分が出題されることが多かったので、それを受験直前に重点的に勉強しました。

理科は、化学を選択しました。ここはさすがに出題されないのでは…と思いながら暗記したところが本番出題されていたので細かいところまで暗記していてよかったと思いました。また、時間が厳しめなので時間配分も工夫が必要だと思います。

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受験本番の注意点、アドバイスなどはありますか?

受験本番は緊張して当たり前だと思うので、私はその緊張感も楽しむぞぐらいの気持ちで受けました(笑)

あと、小さい頃からここぞという時は、直前にオロナミンCを飲むというルーティンがありました(笑)そういうルーティン的なものがあると、気持ち的に少し落ち着くかなとも思います。

それから休み時間は外に出て歩いた方がいいです。座りっぱなしでいるよりも、テストの集中度が上がる気がします。 お昼ご飯を外にあるベンチなどで食べたのが楽しかったです(笑)

もし、参考になれば幸いです。

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とても参考になったと思います。ありがとうございました。

村里さんは何事にも一生懸命取り組むので、これから自分の学びたいものを学べるということもあり、大学に行ってからも、何事も楽しんで、きっと充実した日々を送れると思います。村里さんの今後の活躍を期待しています。

本日はありがとうございました。

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